パートという選択をする人たち

パートでお仕事をしている人の中には、正社員としてサラリーマンになりたいけれど、なかなかご縁がなくて採用をしてもらえないという人もあるかもしれません。世界的に景気悪化という時期が長かっただけに、日本でも正社員での採用を見送っているという傾向があるからです。そのような人たちは、どのような雇用形態でも構わないということでパートやアルバイトをするという事にもなるのですが、反対にむしろパートという形で働くほうが自分に合っているという事で、あえてパートという選択をして働いているという人たちもいます。
例えば子供がまだ小さかったり、年老いた親の介護を自宅で行っているという方々、趣味に時間を割きたいけれど、生活のために少しだけお給料を稼ぎたいという人なども珍しくはないからです。そのような人たちにとって、朝から夕方までずっと職場にいなければならないという雇用形態は困るために、むしろ必要な時間だけパートに出るという選択肢のほうが魅力的になるわけです。残業を断れずに日によって帰宅時間が違ったり、付き合いで飲み会に出るというようなわずらわしさが無いというのも、パートタイムという形でお仕事をするメリットと言えます。